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コロナ禍でも犬の社会化できていますか?

先日、とある動物病院の先生からお聞きしたもうすぐ8ヶ月になるラブラドールレトリバーの女の子の話をご紹介したいと思います。

この犬は、ちょうど新型コロナウイルスが海外で広まり始めていた2020年の冬に生まれました。生後2〜3ヶ月になり、ブリーダーさんのところから、ご家族となる飼い主さんのところにやってきたそうです。

 

 

この間、母犬や兄妹犬達とのふれあいは十分母乳で育っていたので、子犬の時の環境は全く問題ありませんでした。

しかし、ワクチンプログラムを迎えた時、都内のとある動物病院では予約診察になり、待合室での犬とのふれあいなども制限され、成長と共に犬同士のふれあいがない状態になっていったそうです。

 

また、待合室では患者さん(飼い主さん)も犬達に触れないように気を遣うことで、家族以外との人とのふれあいも少なくなっていきました。

この間に子犬の頃に必要な社会化期は過ぎていき、これによって、社会化不足が起こり、犬に吠えたり、マスクをして急に近づく人を嫌がるようになってきたそうで、現在、飼い主さんとしつけの練習中だそうです。コロナ禍は、子犬の成長にも影響を与えています。

 

 

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